京セラの谷本秀夫社長は15日、個人向け携帯電話端末の販売から撤退することを明らかにした。2025年3月までに個人販売を終了する見通し。スマートフォンの高機能化で端末価格が上昇し、買い替え期間が延びていることが一因といい、今後は企業など法人向けの携帯電話販売に経営資源をシフトする。
谷本社長は15日に開いた2023年3月期連結決算のオンライン記者会見で「消費者向け端末から撤退する方向で進める」と述べ、今後は「BtoB(企業向け)」の端末販売と保守・修繕などアフターサービスに軸足を置くとした。
京セラは、1989年に第1号の携帯電話端末を関西セルラー電話(現KDDI)向けに発売した。93年には世界初となるリチウムイオン電池の搭載端末を投入し、その後もカラーテレビ電話対応PHS、2画面のスマホなど革新的な機種を生み出してきた。
京セラ、個人用の携帯端末ビジネス撤退 2025年3月までに販売終了へ(京都新聞) - Yahoo!ニュース
谷本社長は「高速通信規格『5G』(の普及)などで端末の原価が上がる。利益が出せず引いていく決断をした」と説明した。京セラはスマホを含む携帯電話端末事業の売上高を公表していないが、23年3月期の消費者向けと法人向けの売上高比率は5割ずつだったとみられる。
京セラ、消費者向けスマホから撤退へ 法人向けに集中 - 日本経済新聞
京セラは1989年に携帯電話事業に参入し、2008年に三洋電機(現パナソニックホールディングス)の携帯事業を買収した。耐久性に優れた自社製スマホ「TORQUE(トルク)」や操作がシンプルな「かんたんスマホ」など特色のある端末を手がけていた
京セラ、一般向けスマホ端末販売から撤退へ…買い替えサイクル長期化で「市場性見いだせず」 : 読売新聞
S社よりワンセグの感度は良かったんですけどね
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