青森県の三村申吾知事は3月23日、同県八戸市在住で、いずれも70代の会社経営男性とその妻が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内での感染確認は初めて。県は同日夜、危機対策本部会議を開き対応を協議した。
青森県八戸市の70代2人が新型コロナウイルス感染 夫がスペインツアーに参加 | 社会 | 全国のニュース | 福井新聞ONLINE (2020年3月23日 午後10時09分)
県によると、夫は今月9~15日にスペインのツアー旅行に参加。夫は体調を崩していないが、妻は発熱やせきが続いている。肺炎の症状はない。夫から妻に感染したとみられるという。
夫婦は18日から喉の痛みや発熱を訴え、八戸市内の医療機関を受診。23日に陽性が判明した。
県は、夫と一緒にツアーに参加していた県南部に住む9人についても健康状態を観察する。ツアーには県外の4人も参加していたという。
気になる症状がある人へ向けた相談窓口の電話番号は以下の通り。
夫は今月9日から15日にかけてスペイン旅行に行ったあと16日に成田空港に到着し、新幹線で八戸市に戻りました。
青森県で初の感染確認 八戸の70代夫婦 新型コロナウイルス | NHKニュース (2020年3月23日 23時01分)
その翌日以降、のどの違和感や37度程度の熱が出たため医療機関を受診し、青森県環境保健センターで検査した結果、23日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また妻も今月18日以降に熱やせきなどの症状が出て、夫とともに医療機関を受診し、23日、感染が確認されました。
今の時点で2人に肺炎の症状は出ていないということです。
夫は添乗員を含めて15人が参加するツアーでスペインを旅行していて、夫を除く9人は三八地方に住んでいるということで、県はこの9人とも連絡をとることにしています。
夫は会社を経営していますが、今月17日以降に職場に行ったのはほかの社員がいない時だけで、夫婦ともに外出時にはマスクを着用していたということです。
県は午後9時半から危機対策本部会議を開いて、関係機関が連携して感染拡大の防止に万全を期すことを確認しました。
本部長を務める三村知事は県民に向けて「手洗いや咳エチケットを徹底するほか、熱などの症状があれば会社を休むなどしてほしい。また、海外の流行地に渡航した方で感染が疑われる方は医療機関を受診する前にまずは保健所に相談してほしい」と呼びかけました。
3月23日午後9:00から行われた三村青森県知事の会見 via RAB青森放送
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